シェイクスピア『オセロー』

ウィリアム・シェイクスピア「オセロー」(原題“Othello”)

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注意事項

・いわゆるネタバレを含みます。

・あらすじは作品の一部を運営者が独断で切り抜き、纏めたものです。

・作中で設定などが明らかになる順序が前後している場合があります。

・あらすじによって作品を理解することや、その面白さを判断することはできません。ぜひ作品自体を手に取ってみてください。

 

以上のことご了承の上お読みください。

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あらすじ(約1,400字)

第一幕

 ヴェニスの将軍オセローに仕える旗手イアーゴーは、自分ではなくキャシオーという男が副官に選ばれたことに不満を抱き、のし上がる作戦を計画をしていた。

 

 彼は友人の紳士ロダリーゴーとともに、オセローの妻デズデモーナの父に対し、オセローが彼女をたぶらかしたと報告する。デズデモーナの父は憤慨し、オセローを捕らえようとするが、オセローとデズデモーナは領主の前で真に愛し合っていることを示し、認められる。

 

 デズデモーナに恋心を寄せていたロダリーゴーは悲しみをあらわにするが、イアーゴーはそんな彼を利用することで、キャシオー及びオセローを失脚させることを目論む。

 

 

第二幕

 侵攻するトルコ軍を討つため、オセロー達はサイプラス島へ向かったが、近海のひどい嵐によって、既にトルコの船隊は壊滅していた。いくらか難航しながらも島に到着したオセロー達は、トルコ軍の壊滅とオセローの結婚を祝う酒宴を開く。

 

 その夜、イアーゴーは下戸のキャシオーに酒を飲ませ、酔ったところをロダリーゴーに挑発させることで喧嘩を誘発。それを島全体に伝播する大きな事件に仕立て上げ、キャシオーを解任に追い込んだ。

 

 事件の後、オセローに解任を言い渡された彼に対して、イアーゴーはデズデモーナに掛け合うことで復職するようにアドバイスをした。

 

第三幕

 キャシオーがデズデモーナに復職の相談をすると、情の深いデズデモーナは彼とオセローの仲を取り持つことを快く引き受けた。

 

 しかし一方で、妻からキャシオーの復職を頼み込まれるオセローに対して、イアーゴーが嘘を織り交ぜながらキャシオーとデズデモーナとの不倫関係をほのめかした。

 

 イアーゴーの妻エミリアがデズデモーナのハンカチを拾ったことにより、イアーゴーはそのハンカチを手に入れ、それをキャシオーの部屋に落としておいた。一方、ハンカチを拾ったキャシオーはその模様が気に入り、情婦のビアンカにそれを写すに依頼する。

 

第四幕

 イアーゴーはその後も数々の嘘を吐き続ける。そしてキャシオーがビアンカとの惚気話をしている姿を、デズデモーナの話をしていると勘違いさせ、オセローをさらにたきつけた。

 

 また、そこにビアンカが現れ、例のハンカチをキャシオーに返す。キャシオーが妻のハンカチを所持していることでオセローは不義を確信、彼はイアーゴーにキャシオーの殺害を命じ、自分は浮気したデズデモーナを殺害することに決める。

 

第五幕

 イアーゴーはキャシオー殺害にロダリーゴーをけしかけるが、ロダリーゴーは返り討ちにあう。しかし、そこを夜闇に紛れてイアーゴーがキャシオーに斬りかかり、重傷を与える。

 助けを求めるキャシオーのもとにイアーゴーは味方のふりでもう一度登場。キャシオーの敵と称して、口封じのためにロダリーゴーを刺殺した。

 

 一方、オセローは寝室にてデズデモーナを絞殺した。そこにエミリアが登場し、彼女の死体を目にする。人殺しのオセローを非難する中、オセローの口からイアーゴーが不倫の証拠を示したことを聞くと、彼女はすべてが夫の策略だと悟る。

 

 後から部屋に入ってきたイアーゴーの前で、エミリアはハンカチの一件を告白し、彼の企みを露見させたが、イアーゴーは口封じとして彼女を刺殺し、逃亡する。

 

 イアーゴーはすぐに捕らえられ、担架に乗せられたキャシオーとともに再び登場。ロダリーゴーの懐から見つかった手紙から、キャシオーを酔わせて事件を誘発させたのもイアーゴーであると判明する。彼の策略に嵌り、罪のない妻を殺害したことを知ったオセローは、自らを剣で刺し、デズデモーナの上にかぶさって息絶えるのだった。

 

おわりに

今回は省略しましたが、

・デズデモーナの父ブラバンショーについて、

・オセローがデズデモーナに贈ったハンカチの重要性、

・愛する夫に売女と言われたデズデモーナの大きな衝撃と悲しみ、

・殺される前のオセローとデズデモーナのやり取り、 など

他にも様々な重要シーンがあります。 また、このあらすじでは作者の巧みな文章表現を楽しむことはできません。 (あらすじはあくまでサイト運営者が個人で書いたものであり、作品の持ち味や面白さを表現することは出来ていません)

 特にシェイクスピアは戯曲の語り方であってこその作品です。 ぜひ作品自体を読んでみてください。

 

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